医療事務の仕事をしていくのに、大切にしている事って何?
仕事の正確さやスピードも大事だけど、やっぱり患者さんへの優しさが一番大事にしているところです。
医療事務はデスクでパソコンに向かっているだけでは無いのでいくつかの大切にしたい心構えがあります。
医療事務を勉強している方やこれから仕事を始める方へぜひ知っていてほしいです。
医療事務を勉強したいと思っている方
これから医療事務の仕事を始める方
医療事務の仕事をしているけどまだ慣れていない方
医療事務の大切な心構え
言葉づかい
社会人として言葉づかいは基本中の基本です。
ただ医療事務は飲食店や販売業などの接客業と少し違います。
飲食店や販売業に来る「お客様」と違い、病院に来る「患者さん」は病気にかかっている人や不安を抱えている方がたくさん来られます。
時にはビジネスシーンでは使わない方言を使ったり、言葉づかいを変えることもあります。
患者さんやご家族と医療事務員の距離を縮めるために方言を交えて会話したり、世間話を交える場合もあります。
気づかい
患者さんやご家族は「病」と言う不安を抱えてクリニックに来られます。
デスクワークに集中していると患者さんへの気配りを忘れがちです。
医療事務は待合室で待たれている時、患者さんの姿や態度に気を配る事が大事です。
ケース1:来院時から発熱があり、座っているのもきつそうなAさん。
Aさんはきつそうで、顔色が悪いな。
診察までの順番があるので看護師へ相談して空いているベッドで休んでいただく。
ケース2:待合室で待ち時間が長く腕組みをして座っている。時計を何度も見ているBさん
Bさんは待ち時間が長くイライラし始めてる
あとどのくらいの時間がかかりそうか確認をする。Bさんのそばへ行き、あとどの位待ち時間がある事を伝え謝罪する。
ケース3:受付でなかなか思っている事を言えないCさん
Cさんはスタッフに何か言いたそう。
喋るのが苦手で黙っているCさん。看護師へ詳しく話を聞いてもらうため、看護師へ依頼する。
医療事務は常にアンテナを張って色んな患者さんに対して寄り添えるようにしましょう。
患者さんが何を求めているかを考えて仕事をする必要があります。
仕事の正確性 仕事の速さ
医療事務は1番大事な仕事の一つ、レセプト作業があります。
月末月初に診療報酬明細書を作り提出をする作業です。
診療報酬明細書を作る為には、診療行為に対してどの点数が取れるか抜けはないか正確に判断をして作業をします。
診療報酬明細書は病院の収入にかかわる大事な仕事の為、気が抜けません。
診療報酬明細書は提出期限があり、その日までに作業を終わらせなければいけません。
患者さんの対応をしながらの作業となる為、それぞれの仕事の正確さと速さが求められます。
とにかく医療事務はながら作業が多い。
臨機応変に対応ができる
クリニックで働いているとハプニングがあったり、先生や看護師から急な仕事を頼まれたりします。
そんな時に冷静に臨機応変に対応できることが医療事務として必要です。
私は長い間医療事務として働いていてたくさんのハプニングを体験しました。
先生や看護師は患者さんの治療や看護に忙しく話をゆっくり聞いてくれる時間がない時もありなるべく内容をまとめて短く正確に伝える事を心がけましょう。
まとめ
医療事務は病院側からは仕事の正確さや速さを求められます。
クリニックへ来院する患者さん側からは親しみやすさ、やさしさを必要とされます。
常に心の余裕をもって病院側からも患者さん側からも喜んでいただける仕事をしていきましょう。
医療事務は大変な仕事ですがやりがいもあります。
医療事務と言う仕事に興味のある方は参考にしていただければ嬉しいです。
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