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電話対応は医療事務の大事な仕事です。病院への色んな電話をご紹介します。

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旦那さん

電話の対応大変だね

大変・・色んな病院の先生や患者さんや業者の人など毎日たくさんかかってくるよ。たまにいたずら電話や詐欺まがいの営業からもかかってくる。

電話の対応は医療事務の仕事の中で苦手な人が多いと思います。

20年医療事務を続けている私でも緊張するときがあります。

今日は病院にかかってくる電話の話をします。

目次

病院への電話 医療関係者

患者さんからの電話

患者さんからの電話は予約の変更の電話やさまざまな内容の電話があります。

患者さんや家族から自宅での体調の変化等で電話がかかってきます。高齢者の電話は何を言っているのか理解するまでに時間がかかります。

時には急変でパニックで電話をかけてくる家族の人もいて、電話を受ける側の医療事務も慌てそうになります。

おばあちゃん

おじいちゃんが倒れました。どうしたら・・

なんて電話も過去に受けたことがありましたが、看護師さんに代わってもらって救急車を呼んでもらいました。

一人暮らしの高齢者は話し相手が欲しいために電話をかけてくることもあります。何気ない会話をするだけで患者さんは落ち着くのでたまには話し相手もします。

おばあちゃん

今日はなんとなく体調が悪い。

と、毎日かけてくるおばあちゃんもいます。

世間話をしていると元気になってくれるので話し相手も医療事務の大事な仕事ですね。

他の病院の医師からの電話

とにかくお医者さんは早口で聞き取れないことが多いです。

お医者

○○病院の△△科■■です。

全国にたくさん病院がありすぎて聞きなれない病院名だとそこでパニック。

そのあとの△△科も大きい病院だと色んな科があるので、どんな科があるのか調べておくといいでしょう。

聞き取れなかった時はは恐れずに確認しましょう。間違った名前で取り次ぐと先生に後で怒られます。

聞き取りにくかったので申し訳ございませんがもう一度お名前をお願いします。

お医者さんの電話はほとんど先生宛か看護師宛なので最初の名前だけを気を付けておくといいと思います。

たまに内容を話される時もありますが、専門用語などでわからない時は看護師か先生に代わってもらうことをおすすめします。

他の病院の看護師、ソーシャルワーカー、医療事務などの電話

他の病院からの電話はお医者さん以外にも色んな職種の方から電話があります。

スタッフ

○○病院の■■です。

職種を言わずにかけて来られる場合が多いです。受け手側は先生?看護師?事務?とわかりません。

■■先生ですか?

と確認をします。違う場合は職種を言われるので尋ねることをおすすめします。

ほとんどの場合が転院のお知らせ等の電話です。

調剤薬局の薬剤師からの電話

院外処方を行っていると調剤薬局の電話も一日何度もあります。

ほとんどが処方箋の内容の事ですが、お薬の名前がカタカナで数も多く大変です。

先発医薬品とジェネリック医薬品があり同じ成分のお薬でも名前がちがいます。

スタッフ

○○薬は△△薬で処方してもいいですか?

患者さんが診察時に言わずに薬局で追加の処方をお願いされたり、残薬があったので処方日数を減らしてほしいと要望があったり、その都度電話があります。

調剤薬局からの電話対応の為、お薬名になれておくといいですね。

薬のメーカーやお薬の卸、医療機器メーカーからの電話

現在使っている薬や医療機器の会社からの電話も多いです。

主に注文や機械の専門的なことなので担当者へ取り次ぐのがほとんどです。

病院への電話 医療関係以外

営業の電話

営業の電話は昔から多いです。最近は看護師求人紹介がダントツです。

採用してその看護師の給料の数十%の紹介料や一人採用で15~20万円の紹介料をいただくシステム

働いているクリニックが求人を出していると特に多いと思います。

後は、キャッシュレス決済も最近増えました。

時代によって営業の電話も変わります。

そんな中でも最近詐欺まがいの電話がありました。

詐欺?

✕✕会社の■■です。病院の外のルーターの件で。ネットや電話に関係があります。取り外しに伺います。

いかにも以前、病院に来たことがあって先生とも話したことがあると話していました。

先生に尋ねると名前も知らない。覚えもないと。

頼む時はこちらから連絡いたします。

とお断りして、ネットでその会社名を検索すると同じように電話を受けて頼むと膨大な金額の作業費を請求する会社でした。

改めて気を付けないといけないと反省しました。

いたずら電話

どの家でもいたずら電話は受けたことあると思います。

病院の電話にも無言電話・ワン切りなどあります。

ほとんど医療事務の人は女性なのでセクハラまがいの電話はあります。

めぐ

では、失礼します。

反応せず、冷静に切るといいですよ。

まとめ

今回ご紹介した病院への電話は一部の内容です。

日頃からメモをとる習慣をつけることが大事です。

必ず電話のそばにメモ帳とボールペンを置いておく事をこころがけましょう。

電話は顔が見えない為、本当に難しいです。

医療事務を続ける上で大事な仕事になるので日々練習と経験が必要になります。

怖いけれど、経験しないと成長しない。慣れてきても先ほどお話しした詐欺まがいの電話のように騙されそうになったり。

反対に患者さんに「この間は話を聞いてくれてありがとう。」と感謝されたりすることもあるので大事な仕事だと改めて思います。

これから医療事務をされる方や最近就職した方の参考になれば嬉しいです。

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